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【ラダック2010】ヌブラでの日々。フンダルの絶景


ヌブラでは、僕が滞在したスカンプックという小さな村と、前回の記事で書いたディスキットとの間に(その2つの村は車で30分ほどだ)フンダルという村がある。フンダルは、村の集落を少し外れると、数キロにわたる砂丘(砂漠?)がある。そこでは、ロバや牛やラクダたちが気ままに暮らしていた。

雨の影響か、あるいはずっと溜まっているものなのか、浅い水たまりが空や山の景色を写していた。空は晴天。ラダックに来て、一番美しいと思える絶景だった。

150ルピーでラクダに乗れるということで、Tenzinに薦められて乗ってみた。インドのラクダは大きくて迫力がある。3匹のラクダは行儀よく並び、晴天の中の砂丘を歩み行く。ラクダに乗っていると楽だなぁ、なんて思っていると、僕が乗ったラクダは他の2匹より生意気なやつらしく(つねに口をくちゃくちゃさせていた。まるで行儀の悪い若者のようだ)時おり僕を振り落とそうとした。人としてラクダから落とされてたまるものかと(落馬ならぬ、落ラクダ?)ラクダのこぶをつかんで抵抗。雄大な山に囲まれたフンダルの砂丘で、豊かな緑を遠目に、そして手が届きそうな真っ青な空の下、(ラクダのこぶを通して)ヌブラの大自然を手のひらで体感した。

2010年インド・ラダックの旅の記事一覧


1 Comment

  1. すごいっす。インド行こうか迷っていたんですけど、もっちさんのエントリーを見て決断に至りました。9月の後半2週間程かけて、行ってきます!旅にかかった費用とか所持品とかかなり細かく書いてあってかなり参考になります。あざっす!です。
    ちなみにラダックに僕がいきなり行ってもなんかできることありますかね?役に立てることがあるなら僕も協力させてもらいたいです。

    −ともや

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