今朝、じじが亡くなりました。
2010年の春、僕は東京での一人暮らしの淋しさに耐えかねて、
突然思い立って、ハムスターを飼うことにしました。
僕はそのとき19歳で、いろんなことが変わり始めていた時期でした。
ペットショップでたくさんいる子たちの中で、
ゲージにそっと手を入れたら、一番最初に寄ってきてくれたのがじじでした。
それから約20ヶ月間、ずっと一緒に暮らしました。
その間、僕は3回も引っ越しをしました。横浜から湘南台へ、湘南台から中目黒へ、
中目黒から代官山へ。引っ越すときは、いつも一緒です。
じじは旅するハムスターだったし、僕は遠出することが多い人間なので、
ときどき、いろんな方のおうちに預ってもらいました。
九州に連れていって、何週間か一緒に旅をしたこともあります。
ハムスターを連れまわすのは良くないと飼育本には書いてあったけど、
じじと一緒に旅した時間は、とても幸せな時間でした。
東日本大震災が起きたときは一緒にはいられなかったけど、元気にしていました。
じじは普通のハムスターよりも可愛かったので、遺伝子を残すべきだと思って、
1年経った頃に「みみ」という女の子を飼い始めました。みみは今でも元気です。
しかし、あまり相性が合わず喧嘩ばかりする毎日。
じじは大人しい草食系男子で、みみは凶暴な肉食系女子でした。
じじと過ごした20ヶ月間、僕はいろんなことを経験しました。
住む場所も変わり、付き合う人たちも変わり、仕事も変わりました。
悩みごとも、時を経てすっかりと移り変わってしまいました。
今年の8月頃から、少し体力が落ちたかなと思うところがあり、
9月頃から、だいぶ痩せ始めました。
一時期はかなりデブだったので、感覚的には半分くらいです。
今年の冬は越えられるかなぁ、と心配になって、
栄養や気温にもかなり気を使っていましたが、
今日、小屋の中で、冷たくなって息を引き取っていました。
擬似冬眠かと思って、何時間も様子を見てたけど、動きませんでした。
周りには、たくさんのひまわりの種の食べかすが残ってました。
彼が幸せであったことを願います。
名付け親のYoshiaki Nagatake、Hidenori Ueharaをはじめ、
預ってくれた友達のみんな、我が家でじじと遊んでくれたみんな、
最後の3ヶ月一緒にオフィスで育ててくれたLabit社のメンバー、
どうもありがとう。心から感謝します。
じじは僕の友達だった。
とても淋しくなる。
同じ小屋で眠っているじじ(右)とみみ(左) 2011年8月。
2011年11月26日 at 5:40 PM
僕も犬を飼っていたので、いなくなる哀しさがひしひしと伝わってきます。
写真を見るとわかりますが、とても愛が伝わってきます。
きっとJijiくんにとっても、幸せな時間だったと思いますよ。
R.I.P
2011年12月3日 at 12:58 PM
淋しくなるね。
ソーシャルメディア上でしかじじにお会いした事ないけど、
twitterのアカウントも作ってもらったりとか、
きっとじじも、もっちの元に居れて楽しかったんじゃないかな☆
またみみちゃんに会わせてください^^☆
2011年12月6日 at 3:24 AM
わたしもハムスターのザックと一緒に幼少期を過ごしていました。
じじちゃんは、とても幸せに最期を迎えはったと思います。ほんまに。
もっちさんからのじじちゃんへの愛を、想いを、とても感じています*
何だかとても幸せな気持ちになりました。ありがとう。