「これだけの場所ですから、隊員の半分は・・・戻れないと思った。
彼らを家族のもとに返す事ができて、本当によかった。」
3月19日の福島第一原発における消防の放水活動、みなさん記憶されてると思います。
あの日、真っ暗な中、荒れた現地で決死の活動を行った佐藤氏、高山隊長、三島隊員。
2011年10月22日に開催された TEDxSeeds 2011「一風兆創」 の中で、その話が伺うことができました。(TEDについて知らない方はWikiPediaをご覧ください)
目の前で見て、今までに見たどんな震災関連のスピーチよりも、深く心に突き刺さりました。
3月のことを思い出しながら、ぜひ最初から 必ず最後まで、この映像を見てほしいと思います。
当日しばらく涙が止まらず、2週間ぶりに映像で見た今も、胸をうつものがあります。
震災に限らず、彼らの覚悟や生き様というのは、僕のような一般庶民をとても勇気づけてくれます。
懇親会で佐藤さんと話す機会があり、僕の監修本『PRAY FOR JAPAN – 3.11 世界中が祈りはじめた日』も贈らせていただくことになりました。
佐藤さん、高山隊長、三島隊員、本当にありがとうございます。日本の英雄でした。
しかし、忘れていけないのは、今でも現場で作業に当たっている方々がたくさんいるということ。
半年以上も経った今だからこそ、世界中の人に見てほしい映像です。
ぜひこの映像、そして彼の本を広めてください。
TEDxSeeds – 佐藤 康雄 [ Yasuo SATO ]
http://www.youtube.com/watch?v=DImGwfOrvd8
2011年11月8日 at 9:34 AM
鶴田さん、プレゼンをした佐藤康雄です。TEDXseedsをご覧いただき有難うございました。
プレゼンにあたり、20分という短い時間でどこまで皆様にお伝えできるか心配しておりました。
福島原発ミッション終了後の記者会見での隊長ばかりでなく、現場の隊員達の苦労・努力に光を当ててあげたいという思いでプレゼンを構成しました。皆様にご理解いただけたようで嬉しく思います。
一日も早い災害からの復興を心から願っております。
緊急消防援助隊東京都隊 総隊長 佐藤康雄