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リクルートカード を申し込んで、3ヶ月ほど経ちました。僕は経営しているLabit社がリクルートグループと資本提携してたりする部分もありますが、それとはぜんぜん関係なく、リクルートカード(リクルートポイント)を使ってみて、そして 将来的な期待 を込めているため、このネタについては以前から書きたいと思っていて、ずっと下書き状態にしてありました。

 

名称 リクルートカード リクルートカードプラス
カード リクルートカードVISA リクルートカードJCB
国際ブランド    VISA JCB JCB
年会費 無料 無料 2,000円
ポイント還元率 1.2% 1.2% 2.0%
旅行傷害保険 最高2,000万円
(利用付帯)
最高2,000万円
(利用付帯)
最高3,000万円
(自動付帯)
ETCカード年会費 無料
※ 発行手数料 1,050円
無料 無料
電子マネー
チャージ
楽天Edy
モバイルSuica
SMART ICOCA
nanaco
モバイルSuica
nanaco
モバイルSuica

リクルートカードの公式サイト

2014年現在、インターネット業界の大手企業の動きとしては、ポイント市場と、決済市場をいかに取るかという部分が、相当に白熱しております。楽天スーパーポイントが、リアルも進出してきて経済圏を抑えつつありますが、TポイントもYahoo!Japanと合体して強くなりつつある。そこに、リクルートポイントが登場したわけです。大企業でライフスタイルサービス系を抑えているIT企業であれば、必然的な経営戦略だと思いますが、リクルートグループ全てのサービスで、シームレスに連携したポイント経済圏が発生すれば、まだまだ攻勢は変わるなと思っています。きっと上場直後もCMなどがバンバン流れてるはずです。

今年中にはリクルートが上場すると言われてますが、ポイント施策をグループ全社的に一気にやっていくことは確実に想定されるので、アーリーアダプターを自負するブロガーの一人としては、真っ先に試さねば!と思い、リクルートカードプラスを申し込んだのでした。2013年3月18日に「リクルートカード」が発表された時点で、「あ、これはポイント戦争が始まる」と頭をよぎったわけです。

先に関連するニュースを紹介しておきます。

リクルートHD、売上高が過去最高 14年3月期 :業績ニュース :企業 :マーケット :日本経済新聞 [ 2014/5/15 ]

リクルートホールディングスが14日発表した2014年3月期の連結売上高は前の期比14%増の1兆1915億円だった。海外子会社の業績が伸びて売上高は過去最高だったが、新規事業への投資などがかさみ営業利益は6%減の1174億円、純利益も約9%減の654億円となった。

リクルートホールディングスと「Ponta」が提携 ポイント利用可能店舗が10万店舗に – 2014年05月05日

今月、Pontaと業務提携を発表して一気に拡大路線へ。ブランドは「Ponta」に統一されるとのこと。

リクルートライフスタイルとレアジョブが業務提携「 レアジョブ英会話 リクルート校 」 開校。リクルートポイントも貯まる! – 2014.5.26

マザーズ上場承認が下りたばかりのレアジョブとの業務提携も、ちょうど今日 5/26 に発表されていました。

3年後、楽天ポイント・Yahoo!(Tポイント)そしてリクルートポイント(Ponta)、どの企業がポイント市場を抑えて勝っているか(あるいは消費者の指示を得ているか)とても楽しみです。

参考までに現在のユーザー数規模。

  • Ponta(リクルート):7,171万人(ポンタ 6,171万人+リクルート1,000万人)
  • Tポイント:7,200万人(Tポイント4,500万人+ヤフーポイント2,700万人)
  • 楽天スーパーポイント:9,000万人

この3社のバトル、結果が楽しみです。参入障壁が高すぎて、少なくとも今後3年間くらいはX社が現れる可能性は低いと思います。

この記事では、ひとまず3ヶ月間リクルートカードプラスを使ってみた感想として、端的におすすめポイントを紹介したいと思います。というか、最初に12,000ポイントもいただいちゃったので、有効期限までにと、横浜万葉倶楽部のタイ古式マッサージ でリフレッシュしてきました。

20代〜40代の女性でリクルート系サービス(ホットペッパービューティーや、ポンパレとか)を使っている方や、やはりアーリーアダプター層のIT/Web系の方は特に、市場調査も兼ねてぜひリクルートカードの利用を検討してみてください。インターネット時代の経済については、やはり一人の消費者として当事者になってみないと分からないことが多いというのが個人的な考えです。

ポイント統合、っていう話になると、必ず「個人情報が」云々みたいな人も出てきますが、インターネットでブラウジングしている以上、ユーザーには可視化されていないだけで、多くのサイトでは10種類以上のCookie情報とかページ単位で抜かれているわけで、もはや閲覧履歴とか個人情報とか気にしてたら、息吸えない時代ですよね。(空気が美味しい圏外の山間部に住むしか無い)

というわけで、

リクルートカード4つのおすすめポイント

  1. ポイント還元率が、とても高い
  2. いきなり12,000ポイントもらえるので、まず1泊2日の旅行ができる
  3. リクルートポイント経済圏が、今後一気に拡大する可能性が高い
  4. リクルートカードプラスのデザインがブラック基調のシンプルで良い

リクルートカードの公式サイト

1. ポイント還元率が、とても高い

リクルートカードプラスは、ポイント還元率 2.0 % という国内最大レベル。楽天カードは基本的に1%で、キャンペーンで時々2%にしていますが、こちらはデフォルトで2%。さらにリクルート系サービスは、以下の付与ポイントが加算されます。

僕は最近、よくリラクサロンに行くんですが、友人招待とかも含めて気づいたら3ヶ月間で12,000ポイント以上、溜まってしまいました。

じゃらんnet 日本最大級の宿・ホテル予約サイト 2%
ポンパレモール オンライン通販、通信販売が楽しめるショッピングモール 3%
ポンパレ 日本最大級の割引チケット共同購入サイト 2%
HOTPEPPERグルメ オトクなクーポンやグルメ情報サイト 2%
HotPepper Beauty 国内最大級のヘアサロン・リラク&ビューティーサロン検索予約サイト 2%
Fun★Cart 赤すぐnetとeyecoのお買い物が一緒にできるリクルートの通販サービス 1%
ごちまる お客様のクチコミで選ぶ食のお取り寄せサイト 1%
じゃらんゴルフ ゴルフ場予約・検索ならじゃらんゴルフ 1%
MARQREL 招待制ファミリーセールサイト 2%
ERUCA(エル―カ) 下着通販サイト 3%

あんまりポンパレは使いませんが、そのうち商品拡充してくると、5%還元という高還元率。あとは個人的エピソードですが、先日8名ほどの飲み会の幹事をやった際、ホットペッパーグルメからリクエスト予約して、30000円くらいの会計を集めて支払ったわけです。ホットペッパーのネット予約は、1人あたり150ポイント(絶対値) が加算されます。それに決済でのポイント還元を加えて、1週間後に 2,000ポイント 付与されたときは驚きました。とりあえず大学生とか、幹事をよくやる人は、めちゃめちゃお得です。たぶん参加者が10人を超えてくると幹事の料金はほぼ返ってくる感じかもしれません。

2.  いきなり12,000ポイントもらえるので、まず1泊2日の旅行ができる

詳しくはカードのランディングページに書いてありますが、僕の場合はリクルートカードプラスで、12,000ポイント付与されたので、それを有効期限(1ヶ月半くらい)で消化しなきゃ!ということで、じゃらんで空室検索して、東京から近くてWiFiが飛んでて滞在中にリラックスしつつ仕事できて満足できそうな「横浜みなとみらい 万葉倶楽部」に、友人と行ってきました。タイ古式マッサージはヤバかったです。IT業界人は、全員リクルートカード作って、じゃらんポイントで万葉倶楽部に行くべきです。

 

 アジアンブリーズ

アジアンブリーズのお姉さんに施してもらったタイ古式マッサージは至高の時間でした。一緒に行った友人はその後、リクルートカードを発行して、その発行特典ポイントを使って旅行を親にプレゼントしたそうです。

3. リクルートポイント経済圏が、今後一気に拡大する可能性が高い

最初にたくさん書いたんで、これ以上説明は不要かもしれませんが、楽天・Tポイント・Pontaと、日本のポイント経済圏が3社間で競争が起こり、サービスの価値向上が起こり始めています。新規参入のリクルートとしては、上場後に市場から集めた大量の資金について、ポイント経済圏を抑える経営戦略で、確実に採算度外視でも 先行投資していくはず なので、消費者にとっては少なくとも最初の1〜3年は3社の中で、いちばん価値享受される立場 になるんじゃないかなと、推察しています。

4. リクルートカードプラスのデザインがブラック基調のシンプルで良い

あとはこれです。やはりデザインです。シンプルでいいなと思いました。

派手じゃなくてシンプルで、学生や、若い女性の方にも受けやすいのかなと。何よりプラチナカードやブラックカードじゃないのに、リクルートカードプラスの色は、ブラック単色。ブランドロゴも主張しすぎずシンプルです。ゴールドカードは派手すぎてあんまり好きじゃない&楽天カードはダサいと思ったとき、街での普段使い(買い物、サロン、食事、書店など)はリクルートカード1枚に、まとめようかなーと思ってます。

国際ブランドはJCBですが、VISA持ちすぎなのでちょうど良いバランスになりました。

 


 

 

リクルートカードの詳細は、公式サイトへ

※ 6月1日まで新規入会キャンペーンやっているようです。