クレジットカードを海外で紛失

1週間ほどアメリカ、サンフランシスコ・シリコンバレー周辺に滞在していたのですが、不覚にも滞在中、クレジットカードが入ったカードケースを紛失してしまいました。盗難やスリという心当たりは無いので、おそらく単なる不注意による、お店か電車内での置き忘れではないかと思います。(日本でも、僕はよく物を置き忘れます)おそらくスタンフォード大学のスターバックスが怪しい感じです。誰か見つけたら、教えてください。笑

これまで何度か、インドなどの東南アジアも一人旅をしてきましたが、クレカを落としてしまうのは初めてで、ちょっとだけ冷や汗の体験でした。ほかに現金やパスポートは、別のパスポート入れで管理していたため無事でした。不幸中の幸いです! 海外では、現金やカード類は3箇所ほどに分散して持ち歩きましょう! 対策しておいてよかったと思いましたし、今後の教訓にもなりました。

クレジットカードを海外で紛失した時の対処法

まず慌てず、安心してください。クレジットカードの盗難・紛失時には、日本のカード会社のコールセンターに、電話1本だけで数分以内にカードを無効手続きすることが可能です。少し通話料のかかる国際電話という手段が必要ですが、日本のカード会社は365日24時間、盗難・紛失時のためのサポートコールセンターを用意しています。そこに電話をかけて、紛失した日時、住所・生年月日など本人確認できる情報を伝えると、カードを無効にしてくれます。僕は10分ほどで手続きが完了しました。

また、盗難・紛失時の不正利用に関しては、現代のほぼ全てのクレジットカードには、申込時に原則加入・強制加入という形で盗難・紛失時の補償保険がついているため、万が一、スリや拾得者が不正利用して金銭的被害があった場合でも、全額が返ってくると思っていて大丈夫です。コールセンターでは、自分自身が実際にクレジットカードを使った最後の日時・利用店舗・金額などを伝えておくと良い でしょう。

盗難・紛失に気づいたときの対応手順

  1. まず日本のクレジットカード会社の盗難・紛失コールセンターに電話をする
    警察の届けより前に カード会社に連絡します。日本への電話のかけ方は、仮に 03-1234-5678 だった場合は、+81(3-1234-5678) です。コールセンターへの電話番号は、検索するとすぐに出てきます。旅の出発前に、控えておくと良いでしょう。もちろん日本語で、日本のサービスの質で対応してもらえるので安心です。
  2. 現地の警察に、紛失の届け出を行い、遺失に関する証明書を発行してもらう
    僕は今回は、都合がどうしても合わずこのプロセスを省略してしまいましたが、特に問題はなかったです。紛失したものの価値が大きければ、必ず警察に出向いたほうが良いでしょう。後から保険などの手続きで必要になります。仮に英語や外国語が苦手だとしても、「lost a purse」「lost a wallet」など伝えようとすれば、警察ではよくある話ですから、マニュアル通りに処理をしてくれると思います。
  3. 盗難・紛失の届け出とともに、再発行の手続きも可能なことが多い。
    カード会社での紛失・盗難の連絡時には、とりあえずカードを無効化したあと、再発行をそのまま依頼することもできます。僕は三井住友カードが2枚だったため、2枚とも同じ電話の中で、再発行を依頼しました。ANA VISA Suicaカードは再発行手数料が1,050円、プライムゴールドカードは再発行手数料は、なんと無料でした。さすがゴールドカード。
  4. あとは1週間〜10日後を目処に、新しいカードが自宅に届きます。仮に紛失したカードが後から見つかった場合でも、無効になっているため、ハサミを入れて破棄して下さい。

わずか3日間で、新しいクレジットカードが再発行された話

僕のケースでは、日本時間で8月15日にカード会社のサポートセンターに、紛失・再発行の電話をかけたのですが、(お盆の真っ盛りで、おそらくコールセンターも忙しかったことでしょうね)、なんと8月18日には、再発行された新しいカードが書留郵便で自宅に届きました。10日ほどかかると予想していたので、あまりの速さに驚きました。ちょうど帰国した翌日です。ほとんど困ること無く、かなりスムーズに事を進めることができました。

クレジットカードを紛失・再発行したときに届いた手紙

届いたカードは 三井住友VISAプライムゴールドカードのほうです。やはり普通カードよりもやや上位に位置するゴールドカードということで、サービスも良かったです。三井住友VISAプライムゴールドカード は、20歳からでも一定の安定収入があれば持つことができる、ゴールドカードです(22歳でベンチャー企業で働いている僕でも、作ることができました)海外旅行保険の自動付帯、空港ラウンジが使えてビールなどが無料で飲めるだけでなく、カード再発行の手数料無料&3日後には届くというユーザー体験は、ゴールドカードを持って初めて感じられたメリットでした。

ちなみにANA Visa Suicaカードはまだ届かないので、通常通り、あと1週間〜10日ほど待つ必要がありそうです。

三井住友VISAプライムゴールドカード、デザインもそれなりに格好いいので、バリバリ働いている20代の方にはお薦めの1枚です。

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【補足】運転免許証の紛失、再発行の方法

運転免許証を紛失してしまった場合は、運転免許試験場、運転免許センター、警察署などで再発行が可能です。再発行手数料は3600円。東京都の場合は、平日8時30分〜16時に、府中運転免許試験場、鮫洲運転免許試験場、江東運転免許試験場の3箇所のみ、紛失時の再発行手続きが可能です。写真(縦3cm☓横2.4cm)、本人確認書類を持参します。ほとんどの場合、即日で再発行してもらえるようです。

【補足】銀行のキャッシュカードの紛失・再発行の方法

クレジットカードの停止・再発行手続きと同様で、日本のそれぞれの銀行で用意されている紛失・盗難コールセンターに電話をかければ、その場で無効化・再発行の手続きができます。本人確認のための生年月日、住所、電話番号、支店名などを伝えます。三菱東京UFJ銀行の場合、オペレーターの電話対応が非常に親切で好感が持てました。「差し支えなければ、最終のご利用履歴の心当たりや、預金残高など分かる範囲でお尋ねして宜しいでしょうか?」と聞かれて答えると、「こちらで確認させていただきましたが、紛失後に不正利用した形跡はございませんので、ご安心下さいませ。」と、丁寧に教えていただけました。キャッシュカードも1週間ほどで、新しいカードが届くようです。再発行手数料は、ほとんどの銀行で1,050円です。口座から引き落とされます。これは仕方ない出費ですね。

僕がふだん重宝して使っている ジャパンネット銀行は、電話をかけずともインターネットからの操作で、キャッシュカードの停止・再発行の手続きが、24時間365日できます。電話がかけるの面倒くさいという方にはお薦めです。ネット銀行ならではのメリットですね。

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