下書きには、本音が隠れていると思う。

ブログやTwitterで衝動的に書き始め、思いとどまり下書きとして残ったフレーズ。

その言葉たちは、ときに過激さを帯びていたりする。
弱みがむき出しの言葉だったりする。
つらいことを書いた人もいるだろう。

きっと本音の多くは、この下書きの中に隠れている。
誰にも見せず、怒りや弱さ、哀しさをむき出しにした下書きは残り続けている。

下書きという言葉の意味も、時代によって変化してきた。
かつては、文章の清書をするための下書き(トレース)だった。

「喉元まで出てきた言葉を再び呑み込む」という意味での下書き。

僕はこれからもたくさんの下書きを書き続けるだろう。