九州出身として、めっちゃ笑った。
「守ってもらわんくていいと!」
「頼むけん 帰ってくれん?」「太陽が輝いとうとこへ」
「うん、ばってん」
「いいと!」
「ここでは、一人やけど、自由に生きられるったい。」「あたしに近づかんで」
「それは無理」「なんで無理と?」「エルサの力で博多が雪と氷で包まれたと。」
「え、博多が?」「エルサなら元に戻せるやろ?」
「いや、無理たい。やり方がわからんと。」
「できるけん、絶対できるけん!」
九州出身として、めっちゃ笑った。
「守ってもらわんくていいと!」
「頼むけん 帰ってくれん?」「太陽が輝いとうとこへ」
「うん、ばってん」
「いいと!」
「ここでは、一人やけど、自由に生きられるったい。」「あたしに近づかんで」
「それは無理」「なんで無理と?」「エルサの力で博多が雪と氷で包まれたと。」
「え、博多が?」「エルサなら元に戻せるやろ?」
「いや、無理たい。やり方がわからんと。」
「できるけん、絶対できるけん!」
今日から数日間、仕事をリモートワークにして地元の長崎に滞在している。
長崎空港はローカル空港だから、とても小さな空港なんだけど、滑降するときに窓から見える景色は、僕の中では日本一好きな景色かもしれない。羽田空港や福岡空港のような、都市部にはないローカル空港の魅力が、そこにはある。
山々に囲まれた大村湾の海上に人口島として作られた、長崎空港。アメリカのシアトル空港も、その趣と似ていた。シートの窓から覗いてみると、複雑に入り組んだ海岸線と、多くの無人島、海岸沿いの住宅地が見えてくる。そして海上には、漁船の引き波が見え隠れする。飛行機はゆっくりと高度を落としていき、たった1つしかない滑走路に着陸した。
東京は梅雨入りで、どんよりした天気が続いていたけれど、このさき数日間の九州は、天候に恵まれるようだ。
空港の到着窓口から出ると、恒例の、姉の子供たち(甥っ子、姪っ子)が出迎えにきてくれる。新しいSONYのカメラを買ったばかりの僕としては、彼らは良い被写体になってくれた。
良いのか悪いのか、僕は過剰なくらい好かれてしまっているので、今日のほとんどは子供たちと遊んでいて仕事どころじゃなかった(笑)
超コンパクトな本体に、F値1.8のレンズと高精細な画面を搭載したRX100M3は、本当に凄いカメラだと思う。2000万画素(10MB)の写真15枚を、Wi-Fiのない環境でもカメラ本体がWiFiルーターとなって、iPhoneやAndoirdにわずか数秒で転送できる。カメラの購入のついでに、ソニーの株も100株買ってしまった。
一番上の甥っ子は、もう6歳で小学生になっていた。半年ごとに会う度に、ちょっとずつ成長している。実家にプレゼントしたiPad Airにはいろんなアプリを入れてあげて、DeNAが出しているアプリゼミを試させたら、ちゃんとハマって遊んで(勉強して)いた。ゲーミフィケーションを活用した知育・教育アプリって、本当に成立するんだなぁって、ニュース記事からは「ふーん」としか思えなかったことが、ユーザーを目の前ににして、初めて実感レベルまで腹落ちした(このトピックでまた後日、改めて記事を書きたいと思う。僕自身も、このプロジェクトはやりたいと思っている)。
しかしながら、同時にパズドラ、モンストも遊び始めたもんだから、ゲームばっかりやるんじゃないのかと、ちょっと心配もあるけれど。モンストは分からないけど、パズドラのパズル力の養成は、少なからず知育になるんじゃないかなと思う。本人曰く、国語が得意で算数も好きとのこと。「算数でクラスの成績1番になったら、東京のにーにーが好きなもの何でも買ってあげるよー!」と語りかけると、やる気になって、自分から先回りして勉強し始めたりするから、面白い。
僕は現在のLabit社で、水面下で進めている新規事業の企画で、多くのステークホルダーにサプライズを届けるために、アライアンスや採用(リクルーター)・人事面談のような人と関わる仕事を日々沢山やっている。そんな中で、6歳児のマインドを鼓舞するという経験は、とても良い勉強の機会になった。
あと2年後、8歳くらいになったら最新のMacをプレゼントして、Unityでゲームでも作らせようと思う。
ふと気づいたら、僕はいろんな人たちに背中を見せていかなきゃいけない立場になっていた。誰かの人生を追いかけるのではなく、自分が道を作る存在でなきゃいけないのだと、自分に言い聞かせた。
今回の帰省は、まだ帰りのチケットは取っていない。個人的な事情と、家族の事情もあるのだけれども、長崎とはいえ東京から1時間30分の距離だ。ドアtoドアでも、往復航空券代3万円と3時間あればオフィスにも出社できる。インターネットMacbookが1台があれば、どこでも仕事できる時代に生まれて、良かった。
懐かしい昔のダンボールを整理したりしていると、中学校のときに良く聞いていたアーティストのMD(久しぶりに見た)とか、ファイナルファンタジーの分厚い攻略本とか、バンドやってた頃の楽譜とか出てきて、ふとノスタルジックな気分になるんだ。こうして、時々初心に帰ることができるのは、大事なことだと思った。自分の原点や、原体験は忘れてはいけない。
この10年間で、僕の住んでいた地元の街並みは行政の区画整理事業によって大きく変わってしまったけど、僕の部屋にあった古びた段ボール箱の中身は、10年前から変わらず同じだった。
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