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鶴田浩之の個人ブログ | since 2005

Month: 8月 2012 (page 1 of 3)

『なぜ、その「決断」はできたのか。』福島第一原発での命がけの放水活動を指揮した消防士、佐藤康雄さんの書籍が発刊。TEDで会場全員が総立ちとなったプレゼンテーションが一冊の本に。


佐藤さんのプレゼンを見たことが無い方は、ぜひ最初から最後まで見てください

以前、僕のブログで反響がとても大きかった記事
3月19日福島第一原発での放水活動を指揮した消防士・佐藤康雄氏、高山隊長、三島隊員のTED Talksが凄まじく、心に突き刺さった。(2011年11月3日)

2011年3月19日、読者のみなさんも記憶にあたらしい、消防団による福島第一原発の放水活動。
全国民が見守るなか、あのとき現場にいたのが、佐藤さんを始めとする彼らでした。

「これだけの場所ですから、隊員の半分は・・・戻れないと思った。
 彼らを家族のもとに返す事ができて、本当によかった。」

そう語る佐藤さんのプレゼンテーションが終わったTEDの会場は、その日初めての全員総立ちのスタンディングオベーションでした。命がけて指揮を取り、日本の救世主となってくれた佐藤さん。ありがとうございました。TEDxSeedsでの生で目撃した感動のプレゼンは、一生忘れられません。

彼の著書『なぜ、その「決断」はできたのか。』が出ると聞いて、真っ先に予約しました。

東日本大震災の発生が引き金になった福島原発事故。 燃料棒がむき出しになり、放射能を撒き散らしながら炉心溶融が進む。 これを阻止すべく自衛隊や警察が原子炉への注水冷却を行う。 しかし、彼らは水の専門家ではなく、活動に限界が見えていた。 「消防が出動するしかない」。 国難に立ち向かうと決めた瞬間だった――。 なぜ、あの危険な場所へ飛び込んでいけたのか。 その精神力はどうやって身についたのか。 そして、消防の原発事故対応とは、どのようなものだったのか。 燃料棒冷却作戦を指揮した 元・緊急消防援助隊東京都隊総隊長の著者が、 自身の36年にわたる消防生活を振り返り、 原発事故対応の礎となったさまざまな経験を辿るとともに、 現場にいる者だけが体験しえた作戦遂行の実際を書き下ろす。 火災現場のみならず、東京消防庁のほぼすべての業務を経験した 著者ならではの言葉が胸に迫る。 これからの日本を支え、引っ張る リーダーたち必読の1冊。

消防の現場で培った「判断力」「決断力」、リーダーシップ、マネジメントについて書かれた一冊とのことです。読むのがとても楽しみです。

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ニュージーランドのトンガリロ山が、115年ぶりの大噴火。直前のトレッキングレポート。

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8月6日、僕が八ヶ岳に登っていたまさにそのとき、ニュージーランドのトンガリロ山が115年ぶりに大噴火していました。噴煙は6000メートルにも上り、100km離れた場所でも火山灰の被害を受けているとのことです。Tongariro Alpine Crossingは、世界遺産でニュージーランドの国立公園、マオリの聖地です。被害の影響が心配ですね。

[ウェリントン 7日 ロイター] ニュージーランド北島中部のトンガリロ山が6日夜、115年ぶりに噴火した。国内線の飛行機が欠航するなどの影響が出たが、負傷者はいないという。トンガリロ山は標高1978メートルで、最後に噴火したのは1897年。今回の噴火で北島中部は火山灰の雲で覆われ、周辺地域では噴石なども確認された。ニュージーランド地質・核科学研究所のスティーブ・シャーバーン氏は、トンガリロ山の活動は断続的だったことから、噴火の規模が大きかったことは予想外だったと述べた。

実はわずか半年前の2012年2月、四角大輔・友里夫妻と共に、僕はこのトンガリロ国立公園にトレッキングをしていました。自分の歩いたエリアで噴火が起きたというのは不思議な感覚です。もう十数年くらいは近寄れないのでしょうか。そのときの写真を、何枚か紹介したいと思います。

映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの撮影地の近くとしても有名です。

今回ガイドしてくれた、おなじみ四角氏 @4dsk

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