話題のホワイトボード型ノート「NU\Board」を使ってみました。ホワイトボードの利点をノートに取り入れるという、誰でも考えそうで、でも無かったプロダクト。Amazonで人気だったので購入、1ヶ月ほど使ってみました。
一人での思考整理や、簡単なメモを取るのに便利
一人のときの思考整理に、キーワードを書きだしたり、絵を描いたりすることに役立ちました。普通のノートだと、書いた記録が残っていくために、どうしても「整えて書かなければいけない」という意識が働いてしまうのですが、ホワイトボードは消えることが前提なので、障壁がなくペンがスラスラと進みます。残しておきたいときはiPhoneで写真を撮ればいいので、簡単なメモやアイデアスケッチをするときには、最適なツールだと思いました。面は8枚あるので、いろんな種類に使い分けることができます。
少人数でブレストするときに本領発揮
僕はチームを率いたアプリ開発を本業としているので、画面設計や遷移図を書いたりしながら少人数でブレストする際に、とても便利なツールとなってくれています。デザイナーやUIエンジニアと画面遷移についてその場で手を動かしながら説明ができるので、イメージが伝えやすい。紙よりもスラスラと書けるので、殴り書きをしたいときにはホワイトボードがやはり便利です。通常のホワイトボードと違って、小さな机を囲んでブレストができるため、コミュニケーションが効率的になることが最大の利点かもしれません。
ノートサイズで持ち運べるので、出先のカフェや訪問先でも活用できる
何よりもノートサイズ(A4サイズ、A3サイズ、新書サイズと3種類あります)でカバンに入るので、出先でも使えるというのは便利でした。オフィスでの仕事が煮詰まってしまったとき、この1冊だけ持ってカフェに出向いてもいいかもしれません。やっぱりiPhoneやiPadでは、どうしてもアナログとデジタルの境を超える成約があるために、こうしたツールを使えるのはとても良いかと思いました。
これからも地味に活躍していきそうです。世の中いろんなものが電子化したりクラウド化したりしてますが、デジタル至上主義ではなくて、アナログの良い部分も有効に活用していきたいですね。
文房具でわくわくする体験は、久しぶりでした。
欠点としては、2〜3日放置するとやや消しにくくなる。あとは価格がもう少し安ければいいな、といったところでしょうか。